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Angie's Photo Diary日常を写真で記録…AngieのプライベートDiary
2023.04.26 Wednesday
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2008.02.28 Thursday
Vol.321 湯河原 こころ微笑む香り旅 その6
今日の最後は夜のスポット、そして明日は朝のエコツアーがあります。
夜のスポット…と言っても街中ではなく「スターウォッチング」。ができるということで、夕食後のこれからのんびりお湯にでも浸ってゆっくりしようという時間ですが一同バスに乗り込み「星ヶ山公園」へ。 湯河原より135号線を鶴方面にバスで揺られ、坂道をどんどん上がること30分くらい。目の前には真鶴半島がくっきりと、相模湾の海岸線を囲んで周りの半島までも一望できる風景が闇夜の中に現れました。空には少し薄雲が広がっていましたが、星空がきれいなスポットです。 ガイドの方のお話はとても興味深いものでした。星座や湯河原の自然についてだけでなく、鳥たちや虫の声に耳を澄ませることを気づかせてくれたり、星の動きから地球という星の上にいることを改めて思い出すことになったり…たくさんの子供たちにも教えているということで、こんな先生の授業では子供たちの目が輝くのではと思ったりしました。スターウォッチングのあとは、柑橘とはちみつがはいったホットワインで温まってから本日のコースは終了。 梅の季節が終われば、今度はつつじが満開になるそうで晴天の日にはお弁当を広げて日向ぼっこするにはぴったりの広場があります。一面のつつじが咲くころにはピンクの絨毯に彩られるのでしょうね。 写真は湯河原駅前の土肥實平(どいさねひら)公銅像 星ヶ山公園への行き方 2008.02.28 Thursday
Vol.320 湯河原 こころ微笑む香り旅 その5
次の香りポイントは「伊東屋旅館・光風荘」〜「観光会館」
万葉公園の入口前にある「伊藤屋旅館」は、明治21年創業の老舗旅館。黒田清輝、有島武朗、島崎藤村ほか、たくさんの文人たちの常宿として愛され、当時の遺稿や愛用品も残されています。そして「二・二六事件」では、東京以外で唯一事件の舞台となった場所が、伊藤屋旅館の別館だった「光風荘」とのこと。「二・二六事件」については、正直言って歴史の流れの中のひとつの事件という捉えかたをしていましたが、その実際の現場でこれらの歴史を語り継いでいる観光ボランティアの方々がいるということを知りました。 それにも増して、この「伊藤屋旅館」は私にとっても湯河原らしい情緒溢れるおすすめの宿のひとつです。表玄関の前、池のほとりには緋寒桜が満開になり、藤村の歌碑の横には紅梅が咲き誇っていました。 その後は万葉公園入口にある観光会館にて、湯河原銘菓の「きび餅」で一服。公園を訪れる際に何度か会館には来ていますが、当時の鉄道の写真などの展示を見ることができたのは興味深いものでした。芥川龍之介の作品に人車鉄道〜軽便鉄道への改修工事の回想を記した「トロッコ」がありますが、人力の鉄道…想像できますか?列車のように1・2・3等とランクもあり、上りでは1等以外の客は客車を押す手伝いを順番にしたとのこと。それらの資料や写真が残っていますので興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか? 最後は万葉公園の中の2つの神社、お湯の守護神「熊野神社」と「狸福神社」にお参りをしてそれぞれの宿に。湯河原温泉は万葉集にも詠まれた古くからある湯です。 『足柄の土肥の河内に出ずる湯の世にもたよらに子ろが言はなくに』 伊藤屋 光風荘の概要 豆相人車鉄道 さて、次は夜のポイントへ…。 2008.02.28 Thursday
Vol.319 湯河原 こころ微笑む香り旅 その4
さらなる香りポイントは「源泉(神谷源泉)」。
湯河原温泉に3本の自家源泉を所有し、湯河原ブランドとしてそのお湯のスタンドサービスや宅配を行っている神谷温泉の神谷さんのご案内で、実際に源泉を汲み上げている場所を見学させていただきました。 緑あふれる道を進むと、パイプの引き揚げ作業のためのやぐらの前には、力強い湯気が立ち上っています。源泉というと、地中からボコボコとただお湯が湧き出ているというイメージをもっている人も多いと思いますが、今回、温泉が地上にでてくる仕組みなどを初めて知りました。地中深く井戸を掘り、高圧のエアーの力の勢いで温泉を地上まで持ち上げる仕組みです。 引き上げられた長いパイプには、湯の華がびっしりとついていました。今回はそれをトントンとたたきながらの湯の華取り体験です。とても根気と力のいる作業ですが、持ち帰って今どきの浴槽ではどのように使ったらよいのかも聞いてきました。温泉成分のため温泉管や機器類の管理には、とても手間がかかりそうですが、自然からの恵みをたくさんの人に届けてくれることに、湯河原の温泉が大好きな私としては感謝したいです。 湯河原の温泉は、自然と体で良いなと感じるお湯のためか何度も訪れています。できれば自然の状態に近い環境で入れるとよいのですが、宿によってはそれなりの演出をしているところもあったりして、お客様へのサービスとして何が求められているのかという価値観は人それぞれなのでしょう。私は 湯河原なりの情緒ある風情の中、川沿いの水のせせらぎを聴きながら、ゆっくりといつまでも浸っていられるだけでよいなといつも思います。 神谷温泉 旅はまだまだ続きます…。 2008.02.28 Thursday
Vol.318 湯河原 こころ微笑む香り旅 その3
湯河原の次なる微笑み香りポイントは「もんがわアグリパーク」
そして、みかんの木に囲まれて食べる「鰺のちらし寿司」は絶品でした。 湯河原から国道135号線を熱海方面に車を走せると、相模湾を見下ろす高台の山の斜面一面に柑橘類の木々が広がっています。湯河原でも一番大きなみかん園とのことで、早生のみかんは12月末くらいまでですが、この時期は伊予柑、甘夏柑、 ニューサマーオレンジ 、黄金柑(ゴールデンオレンジ)やレモンなども…温暖な気候とたっぷり降り注ぐ太陽の光の中で大切に育てられています。 数年前に山梨に桃狩りに行ったことはありますが、みかん狩りは初めて。それも、湯河原では海を見ながらできるというのも開放感たっぷりでうれしいことです。収穫には実際にオーナーの木村さんが枝の切り方を教えてくれました。その後、みんな子供のように楽しそうに枝にはさみを入れるシーンは、青い海原を目前に自分たちながら微笑ましいものです(^^ゞその後、たくさんの引出しが並ぶみかんの保存用の倉庫も見せていただきました。 お昼御飯は、みかんの木に囲まれる中「魚判」の鰺寿司を広げるひととき。すぐ後ろに実っている黄金柑(ゴールデンオレンジ)を少しいただき、ご飯の上の鰺にキュッと搾って食べると…なんと美味しいこと。そしてこちらも香り豊かな地元銘茶の南郷茶でホッと一息。 食物繊維も豊富で美肌効果のある柑橘類、せっかくの香りとその皮まで活用すべく、帰宅後にその皮を使ってピールを作り伊予柑の風味のパンを焼いてみました。東京にいても、家の中はまたまたよい香りがいっぱいに…。 9月くらいからは、みかんの木のオーナー制度というものもあり自分のみかんの木の収穫ができるそうです。興味のある方は、その季節になってからみかん園に問い合わせくださいね。 もんがわアグリパーク(みかん狩り) 静岡県熱海市泉元門川分立ヶ窪122-1 TEL 0557-80-3600 魚判 旅はまだまだ続きます…。 2008.02.28 Thursday
Vol.317 湯河原 こころ微笑む香り旅 その2
湯河原の2つめの微笑み香りポイントは「ひもの加工場」。
食卓でもよくお世話になっている干物たち、相模湾沿岸の漁港近くではいろいろな干物を手に入れることができますが、加工風景を見せていただくのは初めてです。干物の干し方や作り方は地域や伝統によって違うようですが、ここでは採りたての魚をさばいて、きれいに下準備し、塩水に漬けてから乾燥させるという工程。 最後にできあがった干物の大きさを選別するのですが、その機械にはよくできているなぁと感心するばかりでした。魚の加工工場というと、イメージ的に生臭い感じがありますが、新鮮なものを手早く加工していることと衛生管理がちゃんとしているのでしょう、目の前で魚をさばいていてもなんとなく潮の香りが漂ってきます。 あちらこちらには、鰺だけでなくカマスや丸干しなど出来上がったものが置いてあり、早くもお腹が反応してきてしまいます。ここでは販売などはしていませんが、街の随所でここの干物たちにお目にかかることになるのでしょうね。 2008.02.28 Thursday
Vol.316 湯河原 こころ微笑む香り旅 その1
神奈川県湯河原町にて街づくりのためのモニターツアーに参加させていただきました「こころ微笑む香り旅」と題した旅、「ぶらっと」の編集長他地域ライターの方もご一緒の2日間でしたがさまざまな体験をすることに…。
初日、湯河原駅にて集合して最初に訪れたのが「檜チャリティーコンサートホール」。お隣の街でもある真鶴との間にある、世界初の総檜のコンサートホールです。八角堂に入り上を見上げると、傘状に組まれ広がる天井がとても印象的でした。そして何よりもどこにいても檜の香りがぷーんと漂い、足元も木のぬくもりがとてもやさしいのです。木組みの建築構造も漆喰壁もすばらしいものでした。 ホールにはスタンウェイとベーゼンドルファーの2台のピアノが設置され、ちょうど前日にコンサートで演奏された方の練習風景を拝見することができました。その他にもジャズピアニストの菅野邦彦氏が考案した「クロマチック・フラット鍵盤」という白鍵と黒鍵の長さが同じピアノでその音色を聴くなど、なかなか貴重な体験です。(このピアノの説明は写真にて) 今までに何度か湯河原を訪れていますが、こんなにも五感を使って過した時間は久し振りのような気がします。さらに窓際に降り注ぐ採光で暖められた木の床を前に、ごろごろとしたいという多くの声も…(^^ゞ 目の前に広がる相模湾の青さにも癒されるひととき…。次回訪れる時には、この檜の香りの中でぜひ演奏を楽しみたいものです。 後ろ姿はジャズピアニストの菅野邦彦氏 余談ですが、今月も東京でライブ撮影をさせていただいた湯河原在住の巻上公一氏が、ここで何度か演奏されていると知り人の輪の繋がりを感じたのでした。 旅はまだまだ続きます…。 菅野邦彦:60年代後半ジャズ創世記、「天才クニ」と呼ばれた伝説のジャズピアニスト。現在に至るまで東京を中心に積極的にライブ活動を展開。 檜チャリティーコンサートホール 檜コンサートホールへの道のり 吉祥院 巻上公一 2008.02.19 Tuesday
Vol.315 Paraphernalia公演 〜 六本木STB
六本木STBで行われた「Barbara Thompson's Paraphernalia featuring Jon Hiseman & Peter Lemer」に友人たちと行った。
Barbara Thompson's Paraphernalia featuring Jon Hiseman & Peter Lemer(六本木STB) 2006年2月に初来日で大喝采を浴びたColosseumリーダーJon Hisemanと、“Lady Saxophone”の異名を取り華麗なリードで人気のBarbara ThompsonをフィーチャーしたParaphernaliaが緊急初来日。ParaphernaliaはColosseum解散後活動を開始し、30年間の活動暦、15枚のCDを発売してきた、ヨーロッパでは安定した高い人気を誇るバンドです。結成当初から在籍のベテラン、Peter Lemer(ギルガメッシュ、Piere Moelren's GONG、マイク・オールドフィールド他)の多彩なキーボード・プレイも見ものです。Jonとの息もぴったりのベースDave Ball、そして流麗な演奏が魅力のBilly Thompsonのヴァイオリン・・・5人組のベテラン・バンドが、4日間だけのスペシャル・ライブをお届けします。 2008.02.13 Wednesday
Vol.314 Terje Isungset (テリエ・イースングセット) 公演 〜 新宿 Pitinn
昨日に続き、新宿のPitinnにて Terje Isungset (テリエ・イースングセット)公演
2008年2月12日〜14日Terje Isungset (テリエ・イースングセット) 公演 ・「テリエ・イースングセット・スーパー・セッション」日本公演共演アーティスト 2/13 鈴木理恵子・中村仁美・巻上公一 クラシカル・ヴァイオリニストであり、ジャンルを超えたセッションでも活躍する鈴木理恵子、篳篥奏者で伶楽舎メンバーの中村仁美と超歌唱・ヴォイス・パーフォマーの巻上公一 2/14 一噌幸弘 能楽笛方一噌流として日本の能管の第一人者 Terje Isungset 公式ページ 巻上公一 Terje Isungset Blog 一噌幸弘 公式ページ 鈴木理恵子 中村仁美 2008.02.12 Tuesday
Vol.313 Terje Isungset (テリエ・イースングセット) 公演 〜 中目黒 楽屋
昨日神保町にてインタビューを行ったTerje Isungsetの公演が中目黒「楽屋」にて行われた。日本レコード大賞企画賞を受賞したジャズ・ボーカリストの酒井俊氏と共に一夜限りのセッション。
■Terje Isungset (テリエ・イースングセット) Terje Isungset 公式ページ 2008年2月12日〜14日 日本公演 インターネット・ラジオにてインタビューの模様を配信中 2008.02.11 Monday
Vol.312 本と街の案内所 〜 神田神保町
神保町と言えば本の街として古書店が並ぶことでも知られていますが、「本と街の案内所」があるのをご存じでしょうか? 靖国通り沿いに並ぶ古書店などに混じって、大きな赤い看板がひときわ目立っている建物は、昭和初期に建てられた十一軒長屋の内の残っている数件のひとつでレトロな趣があります。
今日は、ちょうど知人が主催する公演のためにノルウェーから来日したアーティスト「Terje Isungset (テリエ・イースングセット)」の公開収録がありました。 案内所の中には、最新の大型液晶のタッチディスプレイや案内の際に検索ができるように数台のパソコンも設置され、行き交う人々がふらりと立ち寄れるスペースとなっています。訪れる人の国籍や年代はさまざまですが、案内をする方も親切に一緒になって調べて教えてくれます。営業は11:00〜5:30まで、年中無休(年末年始などを除く)、そして無料で誰もが利用できるようになっているのはうれしいことですね。 洋書からグラフィック・美術関連書、明治時代に刊行された写真集あり、変わり種では豆本から版画関連などなど、古書関連が充実しているこの界隈は本好きな人にとっては、まさに宝箱のようです。「本」は読んで、眺めて、そして飾っても楽しめるものとして好きで書店に入ったら2〜3時間は時が過ぎてしまうなんてこともしばしばあります。デジタル時代になったとはいえ、紙に印刷してある質感や存在感が廃れることはけっしてないでしょう。 古書や書店を膨大なデータベースから探すというだけではなく、既存の情報以外にも新たなコミュニケーションの場として、今後の活動が期待されます。神田界隈の散歩道やおすすめレストランまで…いつでも活用できる観光ガイドとして、神田を訪れた際には一度立ち寄ってみてはいかが? Terje Isungsetの公演は明日より始まります。 ■神保町ポータルサイト 神保町へ行こう BOOKTOWNじんぼう ナビブラ神保町 ■Terje Isungset (テリエ・イースングセット) Terje Isungset 公式ページ 2008年2月12日〜14日 日本公演 インターネット・ラジオにて、今回の収録を配信中 |